スノーピークマイスター監修・設計の家「遊箱」
スノーピークマイスター監修・設計の家「遊箱」

Column

火と暮らす

  • 2023/4/7
  • -


食べ物の商品CMなどで、外で食べたり、テラスやベランダでビールを飲むといったシーンが良く見られます。
いつもの食事を外で調理して食べることで、よりおいしく楽しめる経験はされた方も多いのではないでしょうか。

外で調理するときに欠かせないのが‟火”ですよね。

近年ははオール電化の住まいも増えてきて、家で火を使うことが少なくなりました。
誕生日などでケーキに灯すろうそくの火くらいじゃないでしょうか?
子供は火に興味を持つものですが、扱いには注意が必要です。
その火の扱いを子供に教える機会もグッと減って、火の扱いがわからないという子供たちが増えているそうです。

キッチンがガスコンロの場合でも、キッチンの作業高さは大人の身長に合わせ作られているので、子供が調理するときは台の上での不安定な状態で調理することとなり、危なっかしく見えてしまいますよね。

気軽に庭やデッキで調理をすることができれば、日常の中で火の取り扱いを学ぶことができるようになります。
またキッチンと違い、同じ目線で安心して火を扱うことができます。

生活の中でいろいろな便利調理家電があり、火から電気へと調理方法は変わってきています。
しかしながら火を使うことは、人の原点でもあるのではないでしょうか?

火を使うこと学ぶ。
それこそが親子でできる原点回帰だと考えます。